Opportunity cost (オポチュニティー コスト)って聞いたことはありますか?
日本語で言えば、「選択しなかったことで失った価値は大きい」です。
日本人は Opportunity cost を支払うケースが多いように感じます。いや、絶対多い!
例えば、 カフェでデートの待ち合わせをしたとします。費用は分かりやすく 1,000円。
あなたはどういう行動をとるでしょうか?
ちょっと極端なケースかもしれませんが、あり得ますよね?
目の前に花屋がなかったらしょうがないですが、選択肢はあったわけですから。
以前の私はコーヒーとドーナツを買うタイプだったかも(笑)。今はきっとコーヒーと花束を一緒に用意して待っていると思います。
ここでいう Opportunity cost とは、花束を買わなかったことにより得られるはずだった利益です。彼女の喜びを金銭的価値に変えるのは難しいですが、これば損失コストとなるわけです。
コーヒーとドーナツに使ったお金はサンクコスト(埋没費用)ということです。
多くの人は、 Opportunity cost に目がいかないようです。実際にお金は発生しませんが、 Opportunity cost を支払う羽目になります。しかも、サンクコストより高いことがほとんど・・・
何が言いたいかというと、現状維持ではなく、いい機会を逃すなということです。
ファイナンシャルアドバイザーをしていると分かるんですが、 Opportunity cost を支払っている人があまりにも多いんですよ!このOpportunity cost を払わなくていいように、選択肢を増やすために、僕は一社専属の保険営業から独立しました。最初からできていれば良かったんですが、早く決断できたので Opportunity cost を与えてしまうことは少ない方だとは思っています。
こんなケースが多いです。というか、こんなケースばかりです。
・なぜ円資産しか持っていないの? → 円だけ持っている方がリスクです!
・投資は怖い → 投資しないことこそが、無駄でしょ!
・正しい保険の見直しをしてもらわない → 2,000万円捨てるけどいいの?
・保険は今の担当者がよくしてくれている、付き合いがある → だから、2,000万円捨てるけどいいの?
・親や妻もしくは夫の理解が得られない、反対がある → 大事なお金のこと、なぜ自分で決断できないの?
・面倒だから、現状維持でいい → それが Opportunity cost です
前回投稿したマイルも、知っていれば得するというだけです。
旅行に重きを置かない人には、得する話ではないです。しかし、収入と支出のバランスを見直すとか、保険を見直すとか、投資を始めるとかは、誰にとっても人生において重要です。
しかし、日本は金融の知識が世界的にみてあまりにも乏しい。なぜ、投資が根付かないのか、金融リテラシーが上がらないのか。日本人の性格の差、日本と世界の教育・知識の差だと思います。この差を、歴史的背景含めて勉強してます。また、改めて記事にできればと思ってます。
最後に、小林の話を聞かないことが Opportunity cost だよ!と周りの大事な人に伝えてくださいね!
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