世界というのは、子どもの世界
長男は4歳半になり、自己主張もだいぶ強めになってきました。
そして、無限の体力・・・常に動いている。
歩かず走る、止まれない、飛んだり跳ねたり、元気でよろしい。
悪く言えば多動、よく言えば活発。
最近は、発達検査すればすぐにひっかる子が多いんでしょうけど、だから何?ですね。
落ち着きないのもダメ、大人しすぎるの不安になる。
普通ってなんだろうか。
子どもに責任はないような。親の与える環境とか指摘の仕方?あー難しい。
ま、完全に診断つく状況は別として、全部個性ということで、愛してやろう。
病院にいたから、境界域の子なんて見ていたらだいたい分かりますが、親の叱り方とか声の掛け方で抑えている姿も良く分かる。
自分も常に意識して生活はできんけど。適当に返事、無視されるとつい怒ってしまう。
話はそれましたが、子どもの集中している顔とか、発想って面白くないですか?
って言いたかった。
いつも誰かと戦っている。工作や絵も正直よく分からん。
でも、必死に説明する姿や、親の行動や家の状況を必死で真似していることを理解してやれるとまた可愛く思える。ご飯の時間は長いし、じっと座れない、なかなか寝ないでよく叱ってますが。
こうやって文章に書いていると意識できるけど、普段は無意識。はい、また怒ってしまう。「何回言えば、分かるんか?」って。何度言っても分からないのはわかっている。今は、楽しさ優先でいいぞ。
この写真は、お掃除ロボットと一緒に掃除する息子。お掃除ロボット導入してから、ホント楽になりました。家に帰ると床が綺麗!今まで何してたんだろうかっていう感覚に。いつも汚れているのは、息子が食事するエリアのみ。もう我が家では、掃除機といえば「ロボット型」 。
でも息子の頭の中の掃除機はロボット型ではない。これ、全部自分で作ってました。操縦席があって、ノズルの先に吸引ヘッド。見方によっては最新型かも。「お掃除ロボットと一緒に掃除する!」って喜んで遊んでます。
ゴミ吸えんだろ、前進めんだろ、コケまくっている、ツッコミどころ満載ですが、イメージと作り方が感動ポイント。吸引ヘッドはちゃんと四角いもの使っているし、ノズルは二段階で接続部分がある。何よりテープ貼っている時が一番面白い。
完全に固定せず、動きも出る程度に何度も調整している。傑作です。
が、数日で飽きて既にロボット掃除機の邪魔に・・・息子よ、もうそれはゴミじゃ!
大人になるとこういうことが、楽しく感じなくなる。子どもは自分の世界が作れて楽しんでいる。なんか羨ましい。
所ジョージさんもこんなこと言ってます。
子どものうちはバカだから、何でもやるんだよ。
できないことでもやるんだよ、ケガもするけど。
大人になると、そういうのが向いてないから
やっても無駄だとかやらなくなっちゃう、
だからつまらない。
ステップを踏むだけでいい。
先を読み過ぎても面白くないってことですね。大人が過去の経験だけでぜーんぶ止めちゃうと、子どもの経験が減ってしまうんかも。みんな、バカになろう。
歌手の言葉も借りますね。
苦手だとか 怖いとか 気づかなければ 俺だってボールと友達になれた
頭が悪いとか 思わなければ きっとフェルマーの定理さえ解けた
すれ違ったマサヤに笑われなけりゃ ずっとコマ付きのチャリをこいでた
力が弱いとか 鈍臭いとか 知らなきゃ 俺が地球を守ってた
破り捨てたあの落書きや 似合わないと言われた髪型
うろ覚えの下手くそな歌が 世界を変えたかも
かつて天才だった俺たちへ 神童だった貴方へ 似たような形に整えられて見る影もない
Creepy Nuts/かつて天才だった俺たちへ
はい、似たような形に整えられている大人たち。子どもは個性爆発。素敵。
これ、私の勝手な解釈なんで適当に流してください。環境変えれない、転職できない、慎重になりすぎる、不安に勝てない、このままでいいと信じ込んでしまう、知らないうちに現実逃避。大人ではあるあるですよね。とにかく、既成概念が邪魔!なかなか消えない!
子どもの目が生き生きしているのは、簡単にブレーキを踏まないからかなーとも思う。
怪我するとか、犯罪に関わるとか、本当に危険な時の強制ブレーキだけ、お父さんに任せておけ!ってできるように、言えるようになりたい。
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