そうです。海のことです。
2月、3月、4月と福岡の宗像沖ノ島まで釣り遠征に行ってきました。
往復11時間くらいを3回。
バカだと思われてもしょうがない。笑
でも、ここまでしてやりたいことがある、
行きたいところがあるって幸せだなーと思います。
もちろん、時間や収入のコントロールはしていますが、
好きなことをさせてくれている家族に感謝です。
「魚を針にかけて釣る」だけの趣味(行為)として考えるなら、
正直面白くないです。
ただの狩りじゃん。
竿が曲がって、その感覚がたまらないとか、そんなレベルの話ではないんです。
自然に遊んでもらっている、
自然にあらゆる経験をさせてもらっているから面白いし、
やめられないんです。
便利な社会になりすぎて、
勉強すればなんでも頭に入るとは思いますが、
「感覚」から入る情報は極端に少なくなってきていると思いませんか??
自分は釣りとか海ですが、
それ以外でも自然から得られる情報、大事にした方がいいなと思うんです。
自然と人間の関係を改めるわけではないけど、
もっと繋がる機会が増えるといいという感覚です。
ふと、本屋で手に取った本に、いつもなんとなーく考えていたことばかり書いてあったので、即購入。
共感できることばかりだったし、子育てしている人、
自然と関わる機会が多い人はぜひ、読んでみてください!
自然体験ってそんなに重要視されていなくて、学校の授業ではまずあり得ない。
同じ部屋に詰め込まれて、静かに授業聞いているのが理想みたいな?
今となってはよく静かに座って授業受けていたと思います。
英語やプログラミング、PCやスマホに触れるのは昔より早くなりました。
現代では必須スキルなので、電子機器に触れるのは大切ですが、
自然から得られる感覚知や風土への想いや環境への感性が育つきっかけは少なすぎるのかもしれません。
親や仲の良い友人がアウトドアに抵抗あれば、
外に出る機会は自ずと減るでしょう。
自然って思い通りにならないから、折り合いをつける工夫を自分でやることが大事だと思います。
わからないということが当たり前の世界。
自然相手でも、人間相手でもこれが認識できれば本当に気が楽だろうなー。
子どもに限らず、大人もデジタル管理の世界にいるから本当に自然に放られると無力かも?
極端な話、災害時は苦労する人は多いでしょうね。
結末がわかった状態で、何かに取り組むって面白くないですよね?
魚釣りだって、生き物育てることも、料理や、発酵食品を作る、音楽を作るなど、感性が磨かれるはずです。
何かうまく行った時、「俺の腕がいいからだ」と思うのではなく、
それはある意味、運であって、運である以上何かに感謝しなければいけない。
腕のいい猟師の何がうまいかというと、
獲物を仕留めた後の解体の仕方なのだそうです。
ナイフ一本で美しく解体していく様子は、見ていてほれぼれするといいます。
彼らは殺した獲物に対するリスペクトの気持ちがあるからで、
「自然の中で動物と人間は対等だ」という話に通じます。
本の中の一説ですが、
自分が釣りや素潜りしながら考えていること、
実際にしていることに、まさに一致しています。
釣った魚、食べてみます?ほんとに美味しいですよ。
「味」を伝えたいわけではなくて、
毎回海では思うようにいかないからこそ楽しいし、
感性が磨かれているような気はします。
こういう目線で、海や川、池で魚を獲る、山登りをする、
公園で虫をとるとか、自然に遊んでもらうと結構おもしろいです!!
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