年金は当てにならん!
ってよく聞きませんか?
老後の生活費として考える人が多いと思います。
単純に考えて、高齢化が進むと
年金を支払う若者が少ないので、
増えるはずがないです。
年金はなくなるかも!って
考えがちですが、
この制度がなくなることはなさそうです。
参考にした本をまとめて
お伝えします。
⚫︎年金は何のためにあるのか?
年金は保険です。
どんな不幸に備えるものかというと、
「予想以上に長生きしてしまった」に備える保険です。
いつまで生きるか分かりません。
自分で用意するのも大事ですが、
何円準備すれば安心か、なんて永遠の課題です。
終身、つまり死ぬまでもらい続けることができるのが、
年金制度のいいところです。
- ⚫︎年金は損得で考えても意味はない
「年金は保険」であり、
「年金は貯金」ではありません。
貯金と考えるから損得で考えてしまいます。
年金は保険なので、
死ぬまで金銭的な補給があるという「安心感」なんです。
でも、年金をもらい始めることができる
60歳までに死んでしまったら、
損ですよね?
残された家族がいれば、
代わりに給付されますが、
大切なのは安心感。
⚫︎外国に比べても格段に多い積立金
日本は国が貯めている年
金用の積立金(貯金)が、
約5年分あります。
5年しかないの?と思いますが、
積立金はあくまで調整に使うためで、
基本的に若者が払う年金(保険料)が原資になってます。
厚生労働省年金局「諸外国の年金制度の動向について」2018年7月30日
⚫︎年金の運用は赤字続きか?
メディアがマイナスの時だけ、
報道するからそういうイメージなだけ。
運用成績は悪くないです。
「年金積立金管理運用独立行政法人:GPIF」の
運用実績をHPから引用してきました。
ここ20年で右肩あがりで決して悪くない。
長期的な運用なので、
株と債券をバランスよく運用しています。
⚫︎高齢者はお金が欲しいわけではない
将来、お金がいくらあればいいかなんで、
物価がどの程度になっているかわからないので不明です。
大事なことは、
お金そのものがあることではなく、
物価が上昇しても
現在と同じ価値の商品とサービスを
手にいれることができるか、
とういうことです。
金額ではなくて、「購買力」の維持です。
年金の話、少し難しくなったかもしれませんが大事なことです。
質問があれば遠慮なく連絡してください。
将来、購買力を維持するためには、どうすればいいでしょうか?
答えは、「資産が物価に連動すること」です。
具体的なことは、直接聞いてくださいね、
対策している方はたくさん増えています。
最後に、衝撃的??な情報提供です。
これは、厚生労働省が公表している資料です。
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